角川グループホールディングス

上期総括

出版事業

コミックの継続的な拡大と中ヒット作品をそろえ
大ヒットに恵まれた昨年に迫る売上高を達成

 出版事業は、昨年が「ダ・ヴィンチ・コード」や「ブレイブ・ストーリー」など、大ヒット作品に恵まれた年でした。よって対前年比が極めて高いハードルとなるなか、コミックを中心にスマッシュヒット作品がそろい、前年に迫る売上高351億円を達成しました。
 特にコミックの「らき☆すた」シリーズは本年春テレビアニメ放映で、既刊(1)〜(4)が合計112万部超。最新刊(5)も33万部のヒットとなりました。映像事業においてもDVDを上期に4本リリースし、業績に大きく貢献しております。昨年の「涼宮ハルヒシリーズ」に続き、本年「らき☆すた」でも大きな成果を得たことは、[コミックの展開]→[テレビアニメ放映]→[DVD発売]といった一連のスキームが、角川グループの豊富なコンテンツとノウハウがあってこそ継続的に行なえることを実証。市場からも高い評価をいただきました。
 さらに、「新世紀エヴァンゲリオン(11)」82万部、「ケロロ軍曹(15)」33万部、「よつばと!(7)」42万部、「真月譚月姫(5)」29万部など、好評シリーズの最新刊が実力を発揮。また、テレビドラマ化された「山田太郎ものがたり」も既刊本だけで200万部以上の販売となっております。
 単行本では東野圭吾著「夜明けの街で」を重点商品として取り組み、店頭展開と緻密な生産体制を連動させた結果24万部を達成。「ファイブスター物語」公式設定解説総合ガイド第2弾「F.S.S DESIGNS 2」、昨年のヒットから今では語学入門書の定番となった「英語耳」シリーズも大きく売上に貢献しました。
  文庫では映画公開に連動して発売した「バッテリー(6)」の62万部、角川文庫「発見。夏の100冊」フェアでの主力作品となった「グラスホッパー」28万部、さらには映画化「サウスバウンド」が上下合わせて計58.5万部のヒットとなっております。グループ4社で展開するライトノベルも引き続き高いシェアを維持し、出版部門の安定した売上に大きく貢献をしております。
 ゲーム攻略本では「モンスターハンターポータブル 2nd ザ・マスターズガイド」が27.5万部とヒット。
 市場の縮小傾向が続く雑誌ですが「週刊ファミ通」「電撃PlayStation」「週刊アスキー」などゲーム、PC関係が堅調に推移しています。


サウスバウンド Play Station

角川書店発行 「石ノ森章太郎萬画大全集」

ギネスブック認定

ギネスブック認定

 角川グループ創立60周年企画として角川書店が2006年2月より刊行を開始した「石ノ森章太郎萬画大全集」がひとりの著者によって書かれた770タイトル(計500巻)という最も多いコミック出版の記録としてギネスブックの認定を受け、英国・ギネス社より認定書の授与を受けました。
 同全集は第一期42冊以降、約3か月ごとに40冊強の刊行を現在も続けており2007年11月現在、第7期までの約300冊が発売されています。
 2008年末には全巻完結の予定で、最終的に全12期・500冊、総収録作品は770タイトル、総ページは12万8千ページとなります。

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